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ぐだぐだ龍と虎(烈火魂)





幸村→→→利家なネタ話みっつ



「トシお疲れ! はいこれ飲み物な!」
「…………中に何か混ぜてんじゃねぇだろうな」
「いやだなぁ、惚れ薬がちょっと入ってるぐらいだって!」
「飲めるか!!!!!!」



「トシが兄ちゃんだったらなぁ」
「んだ突然」
「俺が弟でトシが兄ちゃんだったら、バトルに勝ったら褒めてもらえるし、負けて落ち込んでても頭撫でて励ましてもらえるし、何よりトシとの距離が一番近い!」
「最後が本音じゃねぇだろうな」
「なぁ、俺が弟じゃ嫌か?」
「無視か。まぁお前みたいな弟なら悪かねぇだろうけどよ」
「ほんとか!」
「……あー、やっぱ今のなしで」
「はぁ!?」
「身内とライバルじゃ手ぇ抜いちまいかねないんでな。やっぱお前とはこの距離間で、ライバルってのが一番しっくり来るわ」
「……トシは狡いなぁ」




「束まで通ったぞ!」
「(また変なもんに影響されてやがる……)」
「おっ大将じゃねぇか」
「誰が大将だ誰が」
「へっへーん、たまにはこういうのも悪くないだろ?」
「お前が俺を敬い出すの、気色わりぃからやめろ」
「えー!」
「何でもかんでも影響されてくんのやめろ。第一、俺ァ“大将”なんて呼ばれるほどできた器してねぇよ」
「…………そうだな、そうだよな……」
「(あらぬ内容で納得されてる気がしねぇでもないが、まぁ構いやしねぇか)」
「名前で呼ばれたいならそう言ってくれよ! いじらしいなトシは!!」
「おもっくそ誤解だ馬鹿!!!!」




この最後の話をもっと煮詰めて真面目寄りにした、幸村が刀の擬人化パロディが書きかけで転がってる




2017/06/08


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