浮気
いつから浮気されてたかなんて覚えてない。いつから「好き」を「愛してる」を言われてないか覚えてない。それでも会うたびに身体を重ねたのは恋人という形を保つための義務なんかじゃなくて、少しでも「愛」があると信じていたから。
だから私は口を開いて喘いで、鳴いて、泣いた。けど、あなたは結局の所私には「愛」なんて口から吐いてくれなかったね。あなたは私じゃなくて違う人を抱いて「愛」を口から吐いていたんだ。
ああ、悲しいな。なんで君はあたしに愛を囁いてくれないんだろ。ねぇ、もうあたしの心は限界だよ
こういう気持ちはよくわからないや。
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