太陽と星




『星ー!!』

「なんだよ!うわっ、こっち来んなぁぁあ!!」

「今日も河川敷は平和だ。」






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「平和じゃねーよ!リク!!見てねぇで助けろ!!」

「はいはい、頑張れよー。」

「くたばれぇぇええ!!」


今の状況。

星がただただ名前に追いかけられている。

以上。


『あはは、星ー!なんで逃げるのー?』

「なんか捕まったらヤバいって、俺の危機察知能力が反応してるんだよ!!ってお前なんでそんな足速いんだよ!!」

『捕まえた!!』
「ッギャアァァァアア!!」

「うるさい!」
バン!!バンッ!!

「『ギャアァァァアア!!』」


ひたすら走り回る名前と星の目の前に銃を構えたシスターが登場した。


「名前、星から降りてやれ。」


今の二人の格好。
星の背中におぶさって首に腕を巻き付けてぴったりとくっついている名前。


『だってだってシスター!星が逃げるんだよ!!これは追いかけてくれって言っているようなものじゃない!?』

「ちげぇだろ!!」バッ

『あ、待ってー!星!!』

「追いかけてくんなって言ってんだろー!!」

『照れないでよー!』

「う、うるせぇー!!照れてねぇよ!!」



「何なんだ、あいつらは。」
「星の奴、顔真っ赤なのに、なにが照れてないだよ。」




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