これからずっと




「それでな、この間名前と手繋いだんだよ!!めっちゃ小さいんだ、だから力加減とかよく分からないし、ドキドキするし、もう」

「しつけぇぇえ!!!!」


場所は河川敷。メンバーはいつもの星とリクの二人。


「なんだ、お前!!俺がやっと解放される!と思った矢先に今度はノロケ話か!!聞き飽きたわ!!」

「手繋いだ話は初めてしたぞ。」

「どうでも良い!激しくどうでも良いんだよ!!ていうか、告白の時にキスしたくせに何で手繋ぐのが恥ずかしいんだよ!」

「あの時は…!その、いろいろ昂ってたし?名前も可愛かったし?まぁ、しょうがないんじゃないか?」

「うざい、コイツ超うざい。」



『あー!星見っけたー!!』

「ん?名前か!」

「俺帰って良いか」



『おはよう!星!!』

「おぅ!おはよう!!」

「帰るわ。」



『星!さっきシスターがクッキーくれたの!一緒に食べよう!!』

「シスターに何かされなかったか!?」

『なんにも?』

「なら良いや。食おうぜ!」

『うん!』


二人の幸せと比例していくリクルートのストレス。


『星大好き』
「ん、俺も、その…好き」



心の底から伝える、君が好き



-end-



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