「名前さーん！向こうで遊ぼー！」

『良いよ！何して遊ぶ？』

「まずかくれんぼでしょ、次に鬼ごっこと、あとお絵描き！！」

『ふふ、たくさんだね。じゃあ１つずつ遊んでこう！』

「「うん！！」」





ーーーーーーーーーーー





「あっつーい…」
「楽しかったー」


遊び疲れてぐったりしている二人。
辺りはすっかり夕方になってしまった。


『たくさん遊んだねー』

「名前さんが僕たちのお姉さんだったら良いのにな〜」

「そしたら毎日一緒にいられるに…」

『そうだね。』



「あ、そうだ！」

『ん？なに？』

「名前さんが僕たちのお嫁さんになったらこれからもずっと一緒だよね！！」

『たち！？うーん…、日本じゃお嫁さんもお婿さんも１人ずつじゃないと駄目、かな…？』

「えぇー！だったら僕のお嫁さんになって！！」
「あ、兄ちゃんずるいよ！僕も名前さんと結婚する！！」

「いーや、僕と！」
「僕とだよ！！」

『ちょ、ちょっと、喧嘩しないで。私は二人が仲良くしてる所が好きだから仲良くしないと結婚してあげない！』

「え！？じゃあ、仲良くする！！」
「うん！僕たち喧嘩しないよ！！」

『良かった。それじゃあ帰ろ…』

「「それで、名前さんはどっちと結婚してくれるの！？」」

『(終わってくれなかった…！！)』



ジッと答えを待つ鉄人兄弟たち。




『えっと…、じゃあ…、








ビリーさんより頼もしくなったら結婚してあげる！』


「「！！ビ、ビリーさんより…！？」」

『そう。だから今は立派に成長して大きくなるんだよ！』

「「分かった！！」」





『(ホッ…)』




僕と！！




((リクさん！どうしたらビリーさんより強くなれる！？))
(…は！？)
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