2日目おまけ




*懺悔室での星とシスターのやりとり

【星視点】



昨日はまさか、あんな運命的な一目惚れをするとは思わなかった。
ニノが好きだった俺はどこへやら。

でもあの子は俺にまっったく興味がないみたいだからなぁ〜…。


誰かに相談…………


リクは……元はと言えばあいつが仕事を名前に押し付けなければ…!




…………、



「……っは!シスターがいるじゃねーか!!」


俺は急いでシスターのいるであろう教会を訪ねた。






―――――――――――――






「懺悔室を使いたい…?」

「あぁ!悩める俺の話を聞いてくれ!」


その時のシスターは酷く嫌そうな顔をした。







「…で?なんの話だ?」


嫌々ながらもちゃんと懺悔室を開けてくれたシスターに感謝しつつ話した。


「昨日一目惚れした子がいるんだ!」

「…ほう、ニノと天秤にかける奴が現れるとはな。」


シスターは少しだけ興味を示した。


「いや、どっちかと言うとその子の方が勝るかもしれねぇ…。めっちゃくちゃ可愛いんだ!!」


分かってくれないシスターに力説。


「でもその子、あ、名前は名前って言うんだけどな?リクんとこの部下なんだって。どうするよ?」

「いや、そんなことを言われても私からは何を言ったらいいか分からない。」

「名前が俺のこと見向きもしてくれないんだ。」


あの高井ってやつと同じでリク中毒なのかもしれない。


「ちなみに初対面でお前は何て言ったんだ?」

「プロポーズしたな!」

「だから断られるんだ。」


一蹴された。


「シスターは死と隣り合わせのスリリングな恋愛をしてたんだろ!?だったら俺にアドバイスくれよ!?」

「今のお前にはがっつくな、としか言えない。ほら、うるさいからもう出てけ。」


シスターが先に懺悔室から出ようとドアを開けた。










そこで最初に視界に入ったのは君だった。






(やっぱり運命だ!!)




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