荒川調査報告(3日目)



社長



今朝は慌ただしくしてしまい申し訳ございませんでした。

あの後も河川敷で調査を続けていたのですが、川になにか、緑色のおかしな物体が見えた気がしました。何がいるか分からない川ですので社長もお気をつけくださいませ。



星さんはどうしてあそこまで必死になるのでしょうか?あまりにも可哀想に思えて無視するにできません。このままだと社長に迷惑をかけてしまわないか心配です。


名字






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「うーん…名字はああ見えて優しいからな…。でも1人の人間に執着するなんて珍しいな、俺以外には見向きもしないのに…」

もはや報告書の星の部分しかみていないリクである。


「よし、こうなったら忙しいだろうがあいつを付けさせよう。」


リクはパソコンを開きながら、手元にあった携帯の通話ボタンを押した。






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名字


今朝は俺のほうも配慮が足らなかった。まさか星があそこまでしつこいとは思っていなかったんだ。大変な目に合わせてしまってすまない。


そこでなんだが、明日高井を1日付けることにした。もう連絡を入れておいたから会社で合流してくれ。
なにかあったら高井も助けてくれるだろう。俺も星を見かけたら注意しておくよ。


頑張ってくれ。また明日。








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