「コレでよしっ!」



俺は菓子の入った袋を、今日も今日とて生徒会室のドアノブへ引っ掛けていた。
気付けば初めてここへ菓子を届けてから1ヶ月。
今だに生徒会メンバーは毛玉を追いかけ、生徒会室を留守にしている。
それでも副会長は、毎日1度はここに来るらしく、菓子が残ってた事は無い。
しかし……だ、その事について、触れられた事も、視線が無くなる事も無かった。
俺は日課になったこの行為を、いつまで続ければ良いんだ?と、密かに頭を悩ませている。



×END



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