「Hey、佐助!俺の熱い愛の告白を聞け!」
「え、嫌だよ」
「そんな事言うなよ、照れんなって」
「照れてないし、いきなり何?」
「佐助を俺に惚れ直させようと思ってな」
「もう無理だし、元々惚れてないし」
「照れ隠しってか、可愛い奴だな。まぁ聞けよ」
「マジ俺の話鐚一聞かないよね」
「聞いてるぜ?バッチリ佐助のvoiceは聞くに決まってるじゃねぇか」
「声だけでしょ、もういいよ」
「俺の告白を聞くのか?」
「あーはいはい。早くして」
「『俺だけのdiamondでいてくれ』」
「キモッ」
「何!?これでダメだと!?」
「逆になんでそれでイケると思ったの?!」
「ちぃ、じゃあ次だ!」
「まだあんの?」
「『お前の居場所は俺の腕の中だぜ?』」
「絶対嫌だ」
「『俺、伊達政宗は猿飛佐助を世界中の誰よりも愛しています』」
「公衆電話行ってこい」
「『佐助。君を一生、許(はな)さない』」
「重い」
「『惚れた奴は守る。佐助、守ってやる』」
「俺様守られるの嫌い」
「『俺の為に毎日みそ汁をつくってくれ』」
「小十郎さんがいるでしょ」
「『好きだ』」
「普通だね」
「『お前は満天の星空よりも綺麗だぜ』」
「そんな超越した存在と比べられてもねぇ」
「『I love you』」
「聞き飽きた」
「『I want to fuck you』」
「最低」
「『愛してるぜ佐助』」
「くどい」
「『好きでござる』」
「な、真田?!」
「俺も好きだよ旦那ぁ!」
「泣くぞコラァ!!」
告白フレーバー
気障な台詞も要らない。
告白なんてしないで。