「明けましておっめでとーう！」

「あー、明けましておめでとうございます」

「お、今年のクルルは素直ねぇ」

「まあ一応上司だしな」

「ぶー、上司よりも恋人って答えてほしいなぁ」

「何小っ恥ずかしい事言ってんだ」

「だってほんとでしょ？もっと甘えてくれてもいいのよーん？」

「気持ち悪ぃ」

「そんな心底嫌そうな顔しないでよぉ！」

「あーすいませんねー。で、今年の抱負は？」

「クルルとラブラブする！」

「馬鹿っすか」

「えー！何その反応！」

「それ以外言う言葉が他に見当たらなくて」

「他にあるでしょ！『大好き』とか！」

「馬鹿だな」

「えー！だって去年は本部に報告したし、クルルと思う存分ラブラブできるじゃん？」

「本部に啖呵切ったんだから、何とかしないとヤバイんじゃねぇか〜？」

「うっ！で、でもそれとこれとは別であります！我輩もっとクルルと遊びたいんであります！」

「はあ･･･ほんと馬鹿だなぁ」

「ゲローッ！」

「でもそういう馬鹿なところ好きだせぇ」

「えっ!?新年早々クルデレ!?」

「俺の好きな隊長は経費を多めに回してくれるもんな〜？」

「えー！そういう意図？なーんだちょっとガッカリ」

「クーックック、ちょっとなのかい？」

「うん。だってクルルが本当に好きじゃなかったらそんな事言わないでしょ？」

「クーックックック〜、ポジティブだねぇ」

「そういう事にしといてあげますよーん。で、今年は去年行けなかった海とお祭りと空の旅しようね！」

「あー、考えとくわ」

「ヤッフー！今年もよろしく！」

「こちらこそ、よろしくお願いしますよ」






淑気サルート



今年も一緒に居よう。