「A HAPPY NEW YEAR!!」

「ん、明けましておめでと〜」

「明けましておめでとうございまする」

「お、今年は普通に接してくれんだな」

「もう3年目でござるから慣れもうした」

「それにさぁ、今年はほんと不本意だけど甘かったでしょ、俺と伊達ちゃん。だからその余波でね」

「Nice!去年の俺!」

「俺としては計算外だったんだけどね・・・、まあ旦那がそんなに辛辣にならなくてよかったよ」

「うむ、佐助が幸せなら俺は構わん」

「旦那ぁ!」

「また無視かよ!お前らいい加減にしろよ、新年早々俺をthroughしなきゃ気がすまねぇのか!」

「あんたは毎年俺たちの家に突撃しないと気がすまないのか」

「伊達殿、もう3年目でござりまする。そろそろ遠慮や自重という言葉を学んでほしいと思うのですが」

「Shit!去年はあんな一緒だったのに!」

「佐助が泣いているんだ!だから俺が何とかしないと!」

「旦那も乗らないの!俺も乗らなきゃいけなくなっちゃうでしょ!」

「Ahー、話は逸れたが」

「逸らしたのあんただろ」

「Sorry,で、今夜俺は泊まってもokなんだな?」

「伊達殿。先程申したばかりで恐縮でござるが、本当に自重してくださりませぬか?」

「ほらー、旦那が新年早々キレちゃうでしょー?だから帰って」

「この寒空に!?」

「この寒空に来たのも伊達ちゃんだよね。あ、旦那蜜柑とってー」

「ん。伊達殿も如何でござるか?」

「Thank you!」

「それを食べたら帰って下さい」

「優しくしといて突き放す!?余計に辛いわ!」

「いいじゃーん、優しくなってきてるんだからさー」

「優しくすんなら心底してくれよ!」

「それは伊達ちゃんの今年の行動しだいじゃない?」

「出来れば佐助と某に迷惑を掛けないで頂きたいでござる」

「冷てぇなおい!」

「ちなみに年変わってから今までで伊達ちゃんへの対応は最低ラインです」

「Nooo!!」






淑気サルート



今年も宜しく。



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