龍馬伝半端ない。(少し家三) とか思って最終回観てるんだけど、これナマモノに部類されちゃうのかな。 以下そういう系がある為注意。 あとバッチリネタバレあります。 弥太郎の片想い率半端ない。 彼は何なの?「龍馬なんて殺されて当然じゃ!」って言ってたのに、「頼むから殺さんといてくれ!」と5000両?だっけかな、大金渡して頼む弥太郎は何なの? 弥太郎→龍馬なの?所謂ツンデレなの? 一方的にライバル視して嫌う弥太郎とそんな弥太郎の気持ちを知りつつ弥太郎にちょっかい出す龍馬。そんな関係なんですか? もう弥太郎が龍馬気にしすぎるでしょ。儲けた金を持ってわざわざ龍馬を探してまで自慢しに行くし、「おまんを信じてしもうたのじゃ・・・っ!」と悔しげに声を荒らげるし、龍馬を嫌いすぎて逆に好きになってるんじゃね? 龍馬がいい子ちゃんの優等生過ぎて、弥太郎の泥臭い感じがよく見えてきたこれを書いている今。 「〇〇〇に入るのは皆じゃ」「町民も百姓も皆の名前が入るのじゃ」「わしは役人になる気はない」どんだけいい子ちゃんだ。いないよ、そんな懐が地球サイズの男なんて。男は野心だらけよ! てかアレ?龍馬頭斬られて即死じゃなかったっけ?何そんな悠長に話してんの?何身体起こしてるの?そんな語る時間あったんだ。長いよ、語る時間が。 史実上の龍馬は好きです。龍馬伝の龍馬は突っ込み所が多くて良いです。 そしてまさかの弥太郎。 雨の中で傘も差さずに龍馬を心配で走ってくる弥太郎はもう可愛い。 しかし何故龍馬を殺した奴が血だらけで弥太郎と遭遇しちゃうの? しかも弥太郎に顔見られたのに殺さずに「放っておけ」と立ち去る暗殺者達。顔見られてるのに。そうなると教科書に名前が載っているはずだ! その後・・・!その後ですよ!遂に弥太郎が認めました。 「返してくれ・・・、返してくれ・・・っ、わしの龍馬を返してくれぇ!大切な人なんじゃ、大切な・・・っ!」と雨に打たれながら龍馬を思い号泣する弥太郎。 死んでから龍馬の大切さが分かったんですね。 「わしに触るな」は「龍馬以外は触るな」でいいんですかね。 キャラクターが素敵過ぎるだろ、弥太郎。 で、今回の龍馬伝の中で一番嬉しかったのが冒頭の今まで死んだ人達が出て来た時で、一番印象的なのが龍馬が弥太郎を押し倒した所です。 「やめっ、やっ、やぁっ!やめいやっ!」と嫌がる弥太郎を無理矢理押さえ込んで床に押し倒す龍馬に、何やってんのこの人と思わざるを得ないでしょう。 何だあの無理矢理感。 そんな無理矢理の前の二人のやり取りに萌え禿げそうだった。 弥太郎の龍馬を好きだけど認めたくない、わしは嫌いなんじゃ感がもう激し過ぎていっそ可愛い。 友人として接してくる龍馬にだから嫌いなんじゃ!と苛々していればいいのに。 長々と語った結果、龍馬伝最終回は弥太郎と龍馬の話だと分かりました。 最後の最後まで龍馬を語り嫌いだと悲しそうな顔で叫ぶんだもの。 いや、もう、弥太郎強いな! そして思わず無理矢理の前を家+三で脳内変換した。 以下がそれになります。 「待て!」 立ち去ろうとしている三成の背中に、家康も背中を向けながら声を上げた。 背後の気配が止まるのを感じる。 「そんなにわしが嫌いか」 互いに背中を合わせたまま聞けば、三成の纏う気配が怒気で膨らんだ。 「ああ、この世の誰よりも大っ嫌いだ!」 苛立ったように吐き捨てた三成の言葉を聞き、家康が三成へと向き直る。思っていた通り、三成の肩は上がり全身で怒りを表していた。 そんな三成の背中を眺めながら、家康は言葉を紡ぐ。 「・・・わしは。わしはお前を嫌ったことは一度もない。豊臣にいるときから、石田三成はわしの友だと思っておる」 紛れも無い本心を口にしながら、昔の事を思い出す。 喧嘩も言い争いもしたが、友人として過ごしてきたはずだ。三成が嫌いな訳がないし、嫌いになれるはずもない。 家康はその気持ちを分かってもらいたくて言ったのだが、三成はそんな家康の言葉に余計苛立ったように振り向いた。 「そういう所が嫌いなんだっ!」 振り向いたその顔は、苛立ちからなのか悔しさからなのか、眉を寄せ歪められていた。 「お前と一緒にいたら私は何にも出来ない・・・、つまらない人間になってしまうんだ・・・っ!」 三成がどのような気持ちで言っているかは分からない。しかし三成の表情は悲しそうだった。 俯き、床を睨んでいる三成に、家康は何も言えなかった。 で、無理矢理に行くっていうね! 11/28(Sun) ←20:40(0) |