劇場版ハイキュー ゴミ捨て場の決戦。最っ高でした！まず作画！！そして音！！どちらも流石のスクリーンクオリティで、映画館が試合会場そのものみたいな臨場感を味わえました！
　もちろん、上映時間の物足りなさはあります。映画という枠に収めるためには、原作の全てを映像化する訳にはいかないため、「ああ、あそこはカットか、」と肩を落とすことがゼロではありませんでした。
　しかし、だからこそと言うべきか、私の場合、初回より二回目。二回目より三回目。と回を重ねる毎に感動が増しています。初回は、原作を読んでいた分、シーンを“待って”しまうなど、集中はしていたものの、どこかで原作と比較していたような気がします。けれど、二回目となればその余計な思考はなくなり、劇場版ハイキューという作品により没頭することが出来たように思えます。あくまで私的感想ですが。
　特に印象深いのは、最後の研磨視点の映像です！原作の必死な研磨の表情を見てみたかったという気持ちももちろんあります。しかし、研磨の見ている世界というのは、この映画でしか見ることの出来ない特別なものです。スピード感あるリアルな演出に、呼吸さえままならず見入ってしまいました。
　そして、日向と研磨。ツッキーと黒尾。ノヤっさんとやっくんの関係性。本音を言うと、やっくんとノヤっさんの凄さについては、もう少し深堀して欲しかったです。けれど、日向と研磨、そしてツッキーと黒尾の対決は涙無しには見られない素晴らしいものでした……！
　とにもかくにも、映画館という特別な場所で、ハイキューに没頭することが出来て本当に良かったです。近々五度目の視聴に行く予定です。劇場版ハイキュー をみんなで目一杯楽しみましょう！