メイン | ナノ

応援団



今月は体育祭があります!
ビバ体育祭!
私は一年のころから運動得意じゃ無いくせに体育祭が大好きなのだ!
それには理由があってだねぇ…

ズバリ、応援団があるからです!

「今日昼休み視聴覚室で応援団の打ち合わせがあるから…昼休みまでに…苗字、」
「は、はい!」
「応援団やりたいやつは、昼休みまでに彼女のとこに行ってくれ。苗字、昼休みまでにリストにしておいてくれるか?」
「わかりました!」

先生に頼まれ事されちゃった!なーんて浮かれてたら、SHRが終わって人が押し寄せてきた。

「名前、私応援団やる〜」
「俺も!」
「私たちも!」
「わ、わかった!から…一人ずつ名前言ってくれる?」



そして昼休み、視聴覚室で打ち合わせが行われた。

「じゃあ、今から10分だけ時間とるから、応援団長1人と、副団長を各学年1人ずつ、それと会計を1人決めてちょうだい。」

先生の合図で、各団が一ヶ所に集まる。
私たちの団は谷原先生が、仕切りながら話し合いが進められていく。

「じゃあ、応援団長やりたい奴、いるか?」
「はい!」
「おお、苗字か。他には?」

念願の応援団長。1、2年のとき、私の団の団長さんがかっこよくて、ずっとやりたかったのだ。

「いないみたいだな。じゃあ、応援団長は苗字で決定でいいな?」

先生がそう言えば、回りから拍手が起きた。

「あ、ありがとうございます!精一杯団長勤めさせていただきますっ!」



こうして私は応援団の団長となった。






111006


[*前] | [次#]

しおりを挟む






「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -