日焼け
「お前ら…、日焼けしたな〜」
「そうですか?」
「自覚無しか。」
「え…やだなぁ…日焼け止め塗ったのに…。」
シュラ先生に日焼けしたと言われた。
「なんかお前ら日焼けするともっとクソガキっぽくなるんだな、にゃはは!」
「クソガキって…まぁシュラから見れば俺らなんか皆クソガキだろうけどよ!」
「燐、お前ぶっとばされたいのか?ん?」
「すんませんっしたー!」
私は、燐とシュラ先生の会話を聞きながら、自分の肌を見つめる。
「日焼け、かぁ…うう…シミにならないかな…心配…」
「だーいじょうぶだって、そんな心配しなくたって。」
「でもー…」
「ちょっと焼けたくらいじゃシミなんか出来ないさ。」
「そうなんですかー…?ううう…」
私は10年後、20年後の自分のお肌の状態を心配をし、今日からスキンケアを強化することにしたのだった。
110903
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