小 咄



▽愛され沢が好きなんだもの、なおずみ。登場人物多いから、今回はちょっと判りやすくしてみたよ(南沢総受け)

司「南沢は我らと共に初詣に行くのだ!」
拓「南沢さんは俺達雷門と初詣に行くんです!」
倉「そーだそーだ! 南沢さんは俺と初詣に行くんだっつーのこのゴリラ!」
月「ぷっ……兵頭がゴリラとはよき喩えだ……っ」
一「月島、貴様笑ってはいかんぞ。それでは敵に賛同したも同じこと…くくっ」
司「そういうお主も笑っておるではないか一文字! 兎に角だ、南沢は我ら月山国光と初詣に行く、これは譲れぬ!」
拓「こっちも南沢さんを譲る気はありませんから!」
南「あのさお前ら、俺の意見も聞かずに勝手に決めんじゃねえよ」
司「む。それもそうだな……」
拓「じゃ、じゃあ南沢さんはどっちと初詣に行きたいですか!?」
倉「勿論俺らとっすよね!?」
南「あー……どっちも嫌だ」
司「なんと……!」
拓「……南沢さんって結構欲張りなんですね」
南「はあ? 何でそうなんだよ」
月「南沢は我ら月山国光を最優先に考えておるが、雷門も捨てきれぬということだな。主に同情で」
倉「は? 何言っちゃってんすかコイツ。それ逆だっつーの」
南「いやそれ以前にお前らと行きたくないって言ってるんだが」
司「皆の者見よ。これが巷で流行りの『つんでれ』というものだ!」
一「成程勉強になるな」
南「いや違ぇから」
拓倉「南沢さんツンデレとか可愛い可愛い可愛い可愛い」
南「もうヤダこいつら俺の話聞けよ」
三「南沢」
南「何だよ」
三「お、俺は素直な南沢も好きだぞ……っ」
南「いや、今顔赤くして言うことじゃねーからそれ!」
拓「仕方ないここは南沢さんの意見を尊重しましょう」
司「我らで独占出来ぬのは不服ではあるが仕方あるまい。皆の者、今回は雷門との共同戦線と参るぞ!」
一同「承知!」
南「だから人の話聞けっつーのお前ら!」

オチは直角が美味しく頂きました、まる



2012/01/03 00:35 (0)



▽電話してるらしいよ!これ読む前に「倉間くんと南沢さん」を見るとちょっと判りやすいよ!(倉南)

「南沢さんのあけおメール短ぇっす! 俺への愛がねぇ!」
「送ってやっただけマシと思え」
「……これ送ったの俺だけっすか?」
「あーあと三国と兵頭とウルセーから他の月山国光の奴らと、」
「俺との差ないじゃないすか!」
「うっせーなあ。めんどくせーんだよ一々打つの」
「南沢さん新年なのに労力ケチらなくても」
「真夜中に無駄な体力使いたくねぇじゃん?」
「南沢さんジジくさい」
「うっせ。それより何だよこれ。男らしく俺を可愛がるって? 無理無理」
「ちょっと! 鼻で笑わないでくださいよ!」
「あと俺の身長抜かすって? これもぜってー無理だろ」
「抜かすったら抜かすから! アンタよりでっかくなって見下ろしてやるっすよ!」
「はいはい、頑張れよーおチビさん」
「〜〜〜っ、アンタだってチビのくせにー!」
「まあ初詣は一緒に行ってやるよ」
「マジすか!?」
「マジマジ」
「南沢さん女モンの着物着て!」
「は? 無理」
「何でっすか! 絶対ぇ似合うのに!」
「いや、お前なあ……。似合うかもしんねーけど着たくねえだろ」
「…………」
「雑煮作ってやるから勘弁しろよ」
「! 我慢するっす」
「(チョロイ奴……)あーでも俺お汁粉食いてえ」
「出た南沢さんの甘党」
「いいだろ別に。雑煮とお汁粉両方はめんどくせーなあ」
「両方作りましょうよ! 俺も手伝うっすから!」
「あ、お前の手伝いは要らねぇわ。この世のモンじゃねえ食いモンが出来る」
「どーいう意味っすかそれ!」



2012/01/01 00:19 (0)



▽月山国光株急上昇なうううううううまじ月山可愛いよつらい。(月→南←兵)

「ふむ……お主はいつもよき香りがするな……落ち着く」
「そーかあ? 香水とかつけてねぇけどなあ」
「ということは、これは南沢の香りということか……」
「あっ、おいあんま顔近づけんなよ月島。くすぐってぇ」
「気にするでない。南沢がよき香りをしておるのが悪いのだ」

「お主らあああああああ先程から何をやっておるかあああああ!」

「あれ、兵頭いたのか」
「先程からだがな! して、月島! 南沢から離れよ!」
「えー……」
「何を不満そうにしておる! 不純同性交遊など認めぬぞ!」
「おいおい兵頭、別にそんな心算はねぇって月島にも」
「甘いわ! 南沢は自分の魅力というものをもう少し自覚すべきだ! お主の纏う色香がどれだけの男を狂わすと思っておるのだ!」
「うわ、兵頭きも」
「何と……!?」
「おい月島行こうぜー」
「ああ、南沢についていこう」
「お、お主ら! こら、話を聞かぬか!」
「兵頭お前はちょっと頭冷やしてこい。まじで」
「み、南沢……!」


ざまあと思った月島くんでした。



2011/12/20 23:15 (0)



▽まじ南沢まじ南沢。私も南沢がほしいです。ストライカーズエクストリーム(だったよね)で化身使う南沢育てたいです。シード沢ハァハァ。内容全く関係ないすまん。(倉南)

「なぁ倉間……シようぜ?」
「ちょ、うわ、な、何か南沢さんいつもよりエロっていうかするって何するんすか……!」
「そんなの決まってんじゃねぇか。一つしかねぇだろ?」
「や、やらしいことはダメっすよ!?」
「何でだよ。俺のこと嫌い?」
「やっ、き、嫌いじゃねーっすけど!」
「じゃあいいじゃん。俺も倉間が好きだし。問題ねぇよな?」
「ダメっす……! だって俺も南沢さんもまだ中学生でそーいうのは早いっていうかって何処触ってんですかアンタ!」
「え? 倉間のち、」
「うわああああああああいいっすそれ以上言わなくていいっすから!!」
「……ぷっ、倉間真っ赤になっちゃってかーわいいー」
「んなっ、なっ、か、からかったんすね!? みみみ南沢さんのばかやろおおおおおおおお!」


(まあでも、ほんとに襲われてもよかったんだけどな)



2011/12/19 23:37 (0)



▽月山沢と兵頭さんがいるとこに偶然出会した倉間らしい。兵頭さんいい人いい人。でも最初は南沢の取り合いしてもらう予定だった。(倉南+兵)

「お前何なんだよ、南沢さんに馴れ馴れしくすんなっ!」
「お主こそ何だ! 突然我に掴みかかるなど、失礼だとは思わぬのか!」
「お前が南沢さんに近づくからだっつの! っていうか、俺、南沢さんの彼氏なんでね!」
「な、なんと……!」
「へっ、その顔はやーっぱ下心があったってことだな。ふんっ、ざまぁみろってんだ」
「そうか、お主が南沢の言っていた……。いやはや大変失礼した」
「そーそ、失礼なんだ……へ?」
「お主が南沢の大切な人だと知らずとはいえ、無礼なことを申してすまなかった」
「は……え、……え?」
「お主のことは、南沢からよく聞いておる」
「み、南沢さんが俺のことを? 何て言ってんだよ?」
「ふむ。体は小さいが負けん気が強くやるときはやる奴だ、と申していたな」
「体は小さいってのは余計だけど……この際気にしないことにしとく」
「南沢は毎日お主のことばかりだ。南沢は今や月山の人間ではあるが、これからも宜しく頼む」
「ふんっ、アンタに言われなくたって、南沢さんのことは俺が一番に幸せにしてやるよ」



「何この恥ずかしい状況……お前ら俺がいるの忘れてんだろ」



2011/12/16 19:54 (0)




Χ













2011.12.08-  

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