#45「植物図鑑」
2013/09/10 22:08
甘いけれど、私にはツボな一冊だった。顔が崩れっぱなしでした。頬は緩むし、キュンキュンするし。そして、イツキがいなくなる終盤、号泣でした。号泣した理由は、さやかの気持ちが痛いほど心に刺さったから。(私のトラウマ的な地雷にドンピシャだったんです。トラウマ的な内容は伏せますね。一応、本の感想というかレビューなので。)
でも、結果はハッピーエンドで、イツキはさやかのところへ帰って来たので、ほっとしました。その番外編のようなカーテンコール(二話)に、さらに心を鷲掴みされました。
こんな男性は落ちてもないし、そうそう巡り会うことも皆無ですが、二人がとてもお似合いで。
携帯小説にありがちな表記の仕方や、口語のような感じも、いつもなら「うえっ」となるのですが、不思議と気にならず、一気に物語の中に引き込まれました。久しぶりの、照れてしまうくらいの甘い小説でした。でも、好き。笑
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