これは少年≠少女が世界を守るために駆け抜けた…ほんの一部の物語である。


ようこそ、ベルベットルームへ。ご用件は…あら、見知らぬお客様ですこと。此処に迷い込んでしまった、と言うことは"あのお方"と同じ"力"を持っているのでしょうか。それは興味深い…申し遅れました。私、エリザベスと申します。現在主は不在中…代わりに私が説明させていただきます。此処はベルベットルーム、夢と現実、精神と物質の狭間。本来ならば"力"と"鍵"を持っていない限り此処には足を踏み入れることはないのですが…もしかしたら、あなたは"あのお方"の"未来"を見る存在なのでしょうか?それなら話は早い。

世界は1つしかありません。ですがこの世界には3つの世界が存在するのです。1つは少年が住む世界、1つは少年が生きた未来、もう1つは少女が住む世界―…繋がっていないようで繋がっているこの世界の未来は"あの方たち次第"。それを手助けするのが私や弟と主…あなたはお客様の世界をご覧になられますか?―…かしこまりました、ならばその青い扉を開いてください。その先から始まり、そして終わるのでございます。再び見えることはないでしょうが、またのお越しをお待ちしております。


to be continued…





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