「…あなたはあの人と同じ力を感じます」

 鈍器が落ちる音が煩く会場に鳴り響く。
 機械の彼女が重装備を外した。
 その表情は先程までの鋭い瞳ではなく、とても悲しげな瞳へと変わっていく。
 闘う意欲が失ったのだろうか。
 彼女はただただ見つめては泣き出しそうな表情をするのを俺はどうしてあげることも無く、戦闘を告げるコングが鳴った瞬間に剣を振りかざすのだ。






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