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ここまで読んでくださりありがとうございました!
これにて「お猫さまと私」完結です。

料理は作れるけど家では基本ずぼらでちょっと寂しい女の子と念能力で猫にされてしまったイルミさんを書きたかったのです。キスで元の姿に戻るような童話ちっくな話が書きたかったのです。

イルミさんは初めあまり興味がなくても、ずっと一緒にいてその人の人間性を知って、ちょっと好感を持って、あまり苛つかなくなってきたら、緩やかに依存を始めていくイメージがあります。
今回は猫だったからこそ夢主は病院送りで済んだんでしょう。私の中のイルミさんは、初めの状態で人の姿なら確実に夢主を殺ってました。

きっと猫の姿の方が可愛げがあったんだろうなぁ、と思わなくもない。夢主はこれからきっと苦労します。猫とはいえ、夢主に好感持ち始めていたイルミさん相手に「好き」やら「彼氏にしたい」やら言ったのが運の尽きでした。

とはいえ、個人的には満足です。
猫イルミさんはいつか書きたいなぁ、と思っていたので。

それでは改めまして、最後までありがとうございました。これからも緩やかに細々と別作品も書いていきますので、また訪れてくだされば嬉しいです。