ありがとう五周年PGR
「まさかの五周年じゃ、五周年を記念してようやく二周年企画を完成させたぜよ」
「おっせぇよ、チョロ毛!三年も待たせてんじゃねぇつーの!」
「そこはホラ、丸井先輩。モバテニ(大人の事情)ですよ」
「カッコの中と外が逆だろぃ!」
「まぁ、俺も手塚にイリュージョンしっぱなしだったからのう?」
「その前に俺達立海は手塚さんとトレード要員にされてたッスね」
「なんの話だよぃ?」
「報酬に幸村が来ると俄然やる気が出たナリ、跡部白石辺りも世話になったのう」
「攻守両方サポオダまで手塚戦艦にできたのが最高の思い出ッス」
「いやいや待てよぃ?まさかソシャゲにハマッて更新止まってたとか、リク企画が遅れたとかそんな話?」
「それは青春攻略本だけじゃないから安心しんしゃい」
「ソシャゲは時間との勝負ッスから!」
「何のドヤ顔?ムカつくんだけど?ホントにムカつくんだけど?一年も前にサービス終了したクセに何ドヤってんの?」
「まぁ、まぁ、落ち着くナリ。その他に色々あったんじゃ」
「ないよな?別に深い話するほどないな?」
「いやそれがあったんですよ!これ見てくださいよ!」
イベントになると異常なテンションを発揮b骰K村部長に、ホワイトボードを眺めていた真田副部長が、
「こんな風に編集時に文字化けする時がときがあったンスよ?!」
「他にもあったけど、今はこれしか残ってなかったナリ。しかもガラケーユーザーじゃから、打ち間違いとかじゃないぜよ」
「よりによって幸村君かよ…」
「でしょ?だから幸村部長の呪いかと思ったら怖くて…」
「幸村君呪いとか黒魔術とか使えないから、よくどっかの魔王と同類にされるけど幸村君イップスだけだから」
「それがキツイんじゃよ…」
「丸井先輩、あんまイップス特訓しないから分かんないスよ…」
「二周年企画で訳分からんメモと言えば、『ストレチア(極楽鳥花)』じゃな」
「これ幸村君が自分を花に例えたらってヤツじゃね?」
「ちなみに花言葉は『全てを手に入れる・気取った恋・万能・輝かしい未来・寛容』って柳先輩が言ってたッス」
「幸村君らしいじゃん!」
「熱帯の植物の癖に意外と日本の冬にも順応するくらいしぶといところかと思ったが、花言葉知ってて選んだなら相当の自信家じゃの」
「でもそれが素なのが幸村君だからな」
「全国決勝S3で俺が自慢スか?と言ったので、OADでは『自信、だよ』ってセリフ足してキャラ強化されてたくらいッスからね」
「赤也、お前、意外と記憶力いい方じゃね?」
「興味のあることだけッスよ」
「裏話ついでにニオくんご指名のリクエストのタイトルは最初『白昼夢の騎士 真夏のイリュージョニスト』だったナリ」
「だっせ」
「うわっ…」
「ひどっ?!イジメナリ!先輩イジメナリ!」
「ちょっ?!なんで俺だけなンスか?!丸井先輩のほうが酷いじゃないッスか?!」
「すまん、すまん。俺人間の言葉しか分からないんじゃ」
「はぁ?ムカつくなぁ?つか何言ってもいいのか?じゃ、あの事真田に言ってくるか」
「え?なンスか?俺にも教えてくださいよ、丸井先輩」
「はい、ちょっと待って。これあげるからその件はストップな」
「え?マジ?これくれんの?食いたかったんだぜぃ!」
「なんで簡単に食い物で釣られてンスか?!アンタ人間のプライドはないンスか?!」
「それはそれ、コレはコレだろぃ?」
「いやだからなんでもう袋から出してンスか?」
「それが丸井ブン太という男じゃからの」
「どう天才的ぃ?」
「いやいやいやなんかちがう?なんかこれちがう?プライド大事にしてくださいよ、人間なら!」
「大丈夫、俺人間だし」
「おまんな、赤也?猫や犬だってプライドあるんじゃよ?丸井にだってプライドはあって当たり前じゃ」
「てっめぇ、どさくさにまぎれて失礼なこと言ってんじゃねぇよ、チョロ毛!」
「もう五周年とか記念とか全然関係ないッスね…」
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