三馬鹿反省会
「ついにやっちまったのぅ…。」
「やっちまいましたね…。」
「いやいや、別に反省することなんかねぇだろぃ?」
「俺、三強と呼ばれてんときは、ちょっと良い話期待しとったぜよ?」
「俺もッス。なんで三人の友情と三強と呼ばれるようになったのかを聞けるかと思ってたッス。」
「だから、聞けただろぃ?」
「いやー、あの手のネタはもういいッスよ。」
「逆に幸村の話とか生々しすぎて中学生のまーくんには辛かったナリ。」
「まず中学生だったら、自分のことまーくん言わねぇし。きしょっ。」
「だまらっしゃい、酢豚。」
「ぶっ、ついに調理された…。」
「酢豚ぁっ?!中学生詐称野郎が。つか赤也ぶっころ。」
「草食系なんて実話じゃからな、例によって訓練校時代の。」
「転職者用なんで、色んな世代の人がいて楽しかったッスね。」
「…おい?」
「意外な人がやたら庭球詳しくてびっくりしたナリ。」
「気分転換のバドミントンで、技名叫ぶンスよ?良い年した大人が。」
「マダオどもめが。つか?」
「じゃけ、よう考えたら、そいつらリアル庭球世代なんじゃ。きっと親近感を持ってたんじゃろうの…。」
「パソ持ってるやつらは、すんげぇ小ネタ詳しかったッスから。」
「いやいやいやいや?反省会どした?」
「反省会って、なんのことじゃ?」
「え?ここって好き勝手に発言できる特殊空間じゃないンスか?」
「そんな空間ねぇよぃ。おい、しらたきとわかめ。ちょっくら料理してやるんで、裏来いよぃ。」
「銀髪の美少年と呼ばれとるまーくんをしらたきなんて…。」
「仁王先輩が美少年かは知らないッスけど、しらたきとわかめの料理ってダイエットブードで作るンスか?」
「…おまえら、マジぶっころ。」
prev | next
[←戻る] |
|