二八そばの二八はどの割り合いでそば粉が入っているのか?
「新年、とも言えませんが、2011年最初が何やら古巣で連載なさっている銀髪甘党のラスト侍のようなタイトルコールですね、仁王君?」
「いや、なんで柳生はそんなに余裕なんじゃっ?!もう成人式じゃろっ?!」
「そうですねぇ、私が成人式の時は──」
「ちょい待ちぃ?!俺達まで中学生じゃろっ?!そのネタはタブーじゃっ?!てか微妙に杉下警部っぽくてなんかムカつくんじゃけど?!」
「おや?仁王君もご存じでしたか。」
「それがまんまや言うとんじゃっ?!おまん、死んでもいい'98歌わすぞっ?!」
「フィアンセになりたいは歌えます。」
「なんじゃそりゃっ?!今の若い子は全く知らんじゃろうがっ?!もっと流行りに乗ったとは…言わん、もっと全世代共通な話題を言いんしゃい?!」
「今日の仁王君は、幸村君を差し置いての今年最初の青春攻略部コーナーでテンション高いですね。そんなに一番乗りが嬉しかったのですか?」
「嬉しかないわっ?!柳生?ここ終わったらな、別館に行かなきゃならんのじゃ。時間めっちゃ押してんダニ。おまんも分かっちょるだろ?」
「私は今日の収録はここで終わりですから。」
「いや収録なんて言うなっ?!ライブじゃ、ライブ、生放送、リアルタイムじゃけ、いつでも真剣勝負じゃっ?!」
「真剣勝負と言えば歌劇2ndの不動峰のキャストを見て、内村君と森君もいらっしゃったから全試合再現するかと思ったら、……笑いが…。」
「何その笑いっ?!柳生っ?!おまん、本当に柳生がっ?!」
「仁王君には言われたくありません。でも試合の構成とか変わると恐らく歌も変わったりするのでしょうね?」
「……なんなら、俺達でお前と俺とは黄金ペアなんて歌ってみるかの?」
「お断りです。」
「マジかっ?!おまん、いい加減にせんと妹ちゃんに──」
「仁王、いつまで俺を待たせる気だい?」
「すみません、幸村君。たった今終わりました。」
「じゃ、行こうか。詐欺師さん?」
「ゆっ、ゆきむら…。ってか、やぎゅ〜?!最初から裏切っとったなぁ〜?!」
「アデュー。」
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