- ナノ -

■ 消えない緋色

夢主設定:過去あり(クルタ族)/具現化系
時間軸:選挙編後(主人公組ヨークシン集結)
その他傾向:クロロとクラピカで分岐END/欠損表現/シリアス(希望がある終わり)

△▼

憎き仇が除念したことは悟りつつも、依然としてクラピカはノストラードファミリーに籍を置いて、緋の目集めを優先していた。
そんなある日、秘密の緋の目の保管場所に侵入者が現れる。交戦したクラピカは相手が自分と同じ緋の目を持つ少女であると気付き、生き残りがいたという事実に衝撃を受けた隙を突かれて彼女を取り逃がしてしまう。

一方、少女は少女で“常時”緋色に輝いているという特殊な瞳のせいで、過酷な人生を強いられてきた。その幼き頃からの心の支えは奇しくも幻影旅団団長――クルタ族虐殺の指揮をとったクロロであり、正体を知らないまま、クロロに捨てられた後もずっと憧憬を抱き続けている。

そんな三人がなんの因果か、復興の兆しを見せ始めたヨークシンシティに揃ったところから始まる物語。クラピカは自分を訪ねて来てくれたゴン達に協力してもらいながら同胞の少女を探し、蜘蛛の再始動を決めたクロロはかつて捨てたはずの少女の変化に、手放すのが惜しいという感情を抱く。

そしてとうとうクロロとクラピカ――二人が狭い街で再会を果たした時、少女は避けられぬ選択に直面する。
辛い真実さえも乗り越えてそれでも初恋を成就させるのか、同じ悲しみを抱える同胞と生きていくのか。ルート分岐になっています。


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