- ナノ -

■ だから好き、だから嫌い

夢主設定:過去あり(ヒソカ妹主)/操作系/一部記憶喪失
時間軸:原作前
その他傾向:ヒソカの過去捏造/紆余曲折あってのハッピーエンド

△▼

ヒソカから依頼された仕事は針を使ってとある女から情報を吐かせること。もちろん有料でそれを引き受けたイルミは、対象者が“ヒソカがかつて殺したはずのヒソカの妹”であるという事実を知る。しかしそこで終わるはずだったヒソカ妹との関係は、彼女がゾル家でキキョウに追い詰められた際、命惜しさについた“自分はイルミの恋人である”という嘘によって新たに始まっていく。
イルミにとって彼女は、知り合いの妹でなおかつお見合い除けに使える体のいい恋人役。ヒソカのシスコンには辟易していたものの、毒にも薬にもならない存在であった。が、とある事件をきっかけに夢主の並々ならぬ想いを知り、自分の中にこれまで知らなかった感情を見つける。
事件の代償で記憶を失ってしまった夢主と、イルミのことや妹を殺そうとした過去の経緯を忘れていてほしい兄ヒソカと、彼女になんとか自分のことを思い出してほしいイルミ。それぞれの想いが交錯し、過去を紐解いた先にある結末とは――。

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