夢主設定：詐欺師/特殊能力なし
時間軸：選挙編後
その他傾向：邪道な逆トリップ/主役はややイルミさん＞夢主/病み要素/シリアス（希望のある終わり）


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暗黒大陸に向かったはずのイルミは気が付くと、異世界へと来てしまっていた。そこには念能力という概念はなく地図や言語も異なっていたが、なんと自分のいた世界のことが”ハンターハンター”という漫画として世の中に出版されているという。

なんとかして元の世界に戻りたいイルミは、裏の世界の”占い師”として有名な夢主を念能力者なのではないかと睨み、彼女の元を訪れる。そしてそこで聞いた異世界にわたる方法”神隠し”という現象に望みを賭け、彼女の家に厄介になりながら情報を集めるのだった。

漫画で初めて知るキルアの想いや行動。平和な世界で生きる夢主との壁。殺しなしでは確立できない自己の存在。次第に失われていく念能力。本当に帰れるかどうかもわからない”神隠し”。あらゆる要素がイルミの冷静な心を揺さぶり、かき乱していく。
これは自分が何者で何のために生きるのか、異世界という苦境でイルミが自分を探す話。


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