- ナノ -

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まぁ〜そうですよね、こっからヒソカと会うまで長いですよね〜。
蟻編が10年近くやってたと考えると次にヒソカと会うときはレオリオもお医者さんだね!!という気持ちです。

そしてここへきて王の婚外子たち。
ややこしいですがシュウ家、シャ家の男性二人は現国王ナスビーの腹違いの兄弟、エイ家の女性はナスビーの娘のようですね。
王族として後継者問題のために愛人の子供は二線者、というのはわかるんですが、マフィアとかの地位も結構権力与えすぎじゃない?恨まれて暗殺されそうで怖いんだけど、大丈夫なのか。正妻の子供同士ですら殺し合いをさせるんだし、面倒そうな愛人の子なんて生かさず殺してしまったほうがややこしくないのにね。
しかも正妻と愛人の境がよくわからん。てっきり貴族階級のお手付きは正妻になるのかと思いきや、オイト王妃は貧しいところの出身じゃないですか。それなら全員正妻でもいいし、どういう基準で愛人なんですか。遊びの女にしては、生まれた子供たちにもマフィアの権力と王族のケツモチを与えているし、優しくするのかしないのか、はっきりしてほしい……。

そしてヒソカはとうとうマフィアからも追われる身に。今までストーカーする側だったのに、急にモテモテじゃないですか。

シュウ家、シャ家がヒソカ狩りに参加したのは、怒り狂う旅団に念の均衡を崩されないため、ついでにどうせぶつかりそうだし面倒事をおこすエイ家と旅団が一掃できる運びにもっていこう……ということでいいですか?
このことをヒソカは知ってるのか知らないのかわかりませんが、これだけマフィアを絡めてきたってことは案外既にどこかの一家に潜り込んでるのかもしれませんね。お得意のテクスチャーで刺青は簡単だし。

そういや王子たちは全然知らなかったのに、マフィアさんたちはみんな念のこと知ってるじゃん。エイ家の組長モレナ嬢はこれまた冨樫先生らしい強烈な思想ヤバイ犯ですね。どうやら最近組長になったばかりのようですが、ケツモチであるツェリ様とまともに会話できるのだろうか……どちらも自己主張強くてカリスマ〜って感じだけど、ツェリ様頭のいい女の人好きだし案外フランクに話せるのかな。

個人的にはモレナ嬢美人だな〜と思うのですが、性格には惹かれない。なんとなく、では嫌なんですよ。目的欲しい。まぁそうは言いつつがっつり王族を恨んでいるし現状にもご不満なようなので、後々自覚して発狂するタイプなのかもしれません。
私の好み的には「この糞だめみたいな世界を壊すために少しだけ頑張れる」→「壊して当然、頑張るのも当然、私は大正義。みんなどうしてわからないの?」みたいな感じが好きです。それだと「私は王になって当然。だから喜んで私のために死ぬべきよ」っていうカミーラとキャラ被りますけど。
とにかくマフィア側の火種はこのモレナ嬢ですね。またややこしい能力を出してくれたおかげで、念の均衡は崩れるし登場キャラも増えるし勘弁してよ。ツェリ様責任とってくれるんだろうな??


一方、ばらけたと思った旅団はノブナガ、フィン、フェイの三人行動。ということは普段ノブナガと組んでいたらしいマチはソロなのかな。彼女は頭に血が上っているだろうし心配です。
フェイはともかくノブナガが獲物を手放していたことにも驚き。パンチ攻撃のフィンが「オレもほしいものがある」っていうのも無理あるし、本当におもりって感じなんだろうな(笑)

ヨークシンでも思いましたが、フィンって意外と冷静。仲間思いではありますが、物事の優先順位と目的達成のための最適解がわかる男のようです。好感度上がる。
イメージ的に喧嘩っ早いフィンフェイが「殺すのが先、誰がも手段も二の次」と言ってるのに対し、「殺るのはオレ」と言ってしまうクロロは冷静そうに見えて冷静じゃないのかもしれない。責任を感じている部分も大きいのでしょうが……。

どうやらこれから蜘蛛はヒソカ狩りだけでなく、モレナ嬢の世界の均衡を崩すもくろみに巻き込まれていくようです。
イルミさんの動向も気になるが……まぁイルミさんはマフィアに絡まれても絶対に喧嘩買わなさそうだし安心かな?均衡とかしがらみとかそんなもの関係なくただお仕事しに来ただけなので。

先生がいつまで連載するのかはわかりませんが、そろそろ単行本1冊分くらい溜まってそうだし、ああ〜いいとこで終わってほしくないな。


2018/03/24 12:04
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