文 | ナノ

「ねぇアンタ、一体何が目的な訳?」

「……」

「貴様ぁ、忍びの分際でこの方に気安く話しかけるな!」


今の状況を確認しよう。
二階から物音がした。
行ってみたらカラフルな奴ら。
絶賛警戒され中


「紀之介。こいつらは”そっち”の奴らか?」

「その通り。”あちら”の者たちよ」

「全員知り合い?」

「顔見知り程度よ、カオミシリ」

「なんで実体がある?」

「それは主の領域よ」


はぁと思わず溜め息をついた。
っとに面倒な。


「紀之介、佐吉、説明してやれ」

「ヒヒッ、あいわかった」

「任せて下さい!」

「じゃ、俺居間にいる」


さて、あの文献はどこにしまったかな。




†知り合いならかまわない†


(ちょっと、アンタまだ話は…)

(やれ、今から説明しやる)

(あの方の寛大なお心に感謝しながら刑部の説明を聞くが良い)

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