2013/07/03---黄瀬涼太
学生の本分は勉強である。勉強するには糖分が必要である。よって、授業中に糖分摂取してても良い、って事にすれば皆頭よくなるんでないの。というわけでそれは私の腹におさめたいので返してください先生。授業くらい真面目に聞けない奴に返せません先生が食べます。は、ふざけないでくださいそれ期間限定で食べるの楽しみにしてたんですけどほんとまじで。へー。ちょっとなに袋開けて、…待て、待ってくださ、あああ!
「…あ」
「すいませ…あれ」
「いえ、こちらこそ…って何だ黄瀬か」
気分どん底で階段の踊り場にさしかかったところで人にぶつかった。黄瀬かって何スか!なんて言っている黄瀬にいつもなら何かしら言葉をかけるのだが今はそんな元気はない。腐れ担任。今の私が思うことはそれだけだった。
「え、なんで涙目。そんな痛かった?それとも、俺がなんかした?超そそるんスけど」
「は」
さらりと何言ってんだこいつ。ほんとヘンタイだな。知ってたけど。色々と残念なイケメンである。ぶっちゃけ私の好きな顔ではないのだけれども。
2012****
企画ボツらしきもの