あーよかった、安心安心!野菜とかはかごめちゃんが現代から持ってきてくれたやつがあるから、そろそろ戻ろうかな…


「…うるさいぞ貴様ら」
「せせせ殺生丸様!申し訳ございませんんん!!」
「わー、お久しぶりです!」


森の奥から出てきたのは、以前私が迷子になった時に出会った殺生丸だった。女の私なんかよりも綺麗で妖艶な彼。美しすぎる!


「…そこの女、犬夜叉の仲間か。憎たらしい匂いがする」
「犬夜叉の知り合いなんですか?」
「あんな奴でも一応私の弟だ。認めたくないがな」
「え!?全然似てない…犬夜叉なんかガキでゴホッゴホン!」
「犬夜叉を嫌っているのか」
「まあ喧嘩友達みたいなもんだけど…嫌いではないです」
「まあいい、これを使え」
「これは…?」


殺生丸はある物を私に渡して策略を説明すると、含み笑いをした。それを聞いて私もニヤけがとまらない。


「楽しみだな…うぇっへっへ」
「ふっ」
「邪見様、二人は何をお話しているんだろうね?」
「お前はまだ知らなくていいことだ」


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