太「みんな無事? ちゃんといるよね?」 織「1、2、3、4、5、6。ああ大丈夫や」 三「…いやちょっと待ってくださいッスよ。…6人? もっかい数えてくださいッス」 織「何やねん大丈夫やって。ワシに三好クンに中也クン、島崎センセと太宰クン、安吾。ほら6人や」 三「待たんかいィィ!! あっ安吾がコレっ…グラサンじゃないッスか!!」 織「せやで安吾はグラサンやで」 三「そーじゃなくて安吾がグラサンしかないッス!!」 中「そーだよアンゴにはグラサンしかねえよ」 三「撤退する時置いてきちゃったんだ!! まずいッスよ!! 早く戻って助けないと安吾…」 中「今戻っても全員侵蝕者の餌食になるだけじゃねえか。俺ァ御免だ」 織「それによく考えてみ、コレ…ぶっちゃけ安吾やないか?」 三「どっからどー見てもグラサンじゃないッスか!!」 織「いやいや現実から目を背けずよく考えようや。コレと有碍書に取り残されてる嘘吐き、ぶっちゃけどっちが本体や?」 三「オメーが現実をしっかり見すえろ!!」 中「有碍書のアレはただの『グラサン掛け器』だよ三好」 三「グラサン掛け器って何スか!!」 中「グラサンを掛けとく棒的なアレだ」 三「そんなもんそのへんのフックでいいじゃないッスか!!」 中「フックだよあんなんヘゲモニーこじらせた。本体はこっちだもんなーなっアンゴ」 太「ウン中也ー(裏声)」 三「うるせーから! アンタは黙っててくださいッスよ! 何言ってもイラっとくるんスよ!!」 島「ねえ三好君、昔から人々の間では人の心というのがどこにあるのか取り沙汰されてきたよね。人の心は心臓に? それとも脳に? 僕は違うと思うんだよね…それはきっとグラs」 三「オメーらに心はないのか!!」 | |