『ふぁ・・・・?』


チュンチュン、と小鳥のさえずりが聞こえる。・・・えっと、ここはどこだっけ

『・・・・寝ちゃったのかぁ』

どうやら私は山で寝てしまっていたらしい。・・・・本当に私は女か不安になってきた。ぺたぺたと胸をさわってみる。ああよかったちゃんと女だ

「・・・紫円?」

するとふいに声をかけられた。ん、この声は・・・カミル君か

『・・・?』

隣に座ったカミル君を見て首を傾げる。どうしたんだろ、カミル君

「・・・疲れてないか?」

『・・・だいじょう・・・ぶ』

心配掛けたくないしコテンと頷いておこう。まぁカミル君には絶対お見通しなんだけど一応ね

「・・・見ててやるから、しばらく寝ないか?」

ボスッと頭を強制的に捕まれて、カミル君の膝に頭を乗せられる。花のいい香りが私を攻撃してなんだか眠くなってきた。眠い

おひるね
(カミル君いいにおい)

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膝枕してもらいたいです



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