※微微卑猥






「んぅ・・・ん、は・・・ちゅ」

可愛いなぁ、天馬君。
ちゅってすればちゅってかえしてくれて、まるで鏡のように。親にしがみつく小鳥のように。

『はっ・・・ん』

息を吸わせる時間を少し与えて、この行為に取り込ませる。
まるで人が息をするように、私の唇にすがりつく天馬君はすごくかわいい。

「、はぁ」

ぷはぁ、と大きく息を吸う天馬君。
さすがにまだそっちのキスはなれないようですう、はぁと深呼吸をしている。

「紫円、ちゃん」

恍惚とした表情で、涙目で。上目で私の名前を呼ぶ天馬君。吐息が耳にかかってくすぐったい。
そっと天馬君が私の肩を押して私をベットに倒す。首に頭をぐりぐりと押し付けてきた天馬君にほう、と息を吐いて天馬君を抱きしめた

「ッ・・・」

ふるふると震える天馬君。うん、大丈夫だよ。わたしはいるから
まだ不安だよね。怖いよね。サッカー、私は怖いなぁ

でもね、天馬君がいるから頑張れるんだよ
天馬君も同じ気持ちだったらいいのにね



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不安定



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