非日常少女番外





『・・・幽君?』


そっと笑った。心配いらないと言うように
この子は、感情表現が乏しい俺のことをわかってくれる、優しい子
だからこそ傷つけたく無い大切な存在なんだ



「・・・大丈夫」



その手を握って呟く
ぽすんと俺の胸に倒れこんだ紫円ちゃんをそっと抱きしめて苦笑した


そっと握った


(君の手は恐ろしく小さい)



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