結局、昨日はその後みやことは目を合わせもしないまま。
黙ったまま別れた。

あぁこれはどう逃げようもない。
自分の責任だ、と一人頭を抱えた。だけど不思議なことに、なんとでもなれ。となげやりになっている私も顔を出していた。

理性を投げ出して何かを言ったのは、もう何年ぶりだろうか。
懐かしく胸が痛むので、私はまた布団に潜り込んだ。
これからどうしよう、そういう事を考えていたら、またなげやりな私がちょっかいをかけてくるのだった。これまで普通に無視出来ていたのに、今は耳障りでたまらない。

誰になんて言い訳をすれば正解なのかなんて、そんなもん知るか。

うるさいなぁ、うるさい。そうやってずっと生きてきたんだよ。
私の何が分かるの。私だって、私だって、もっと、

私だって、もっと素直に上手く生きたい。














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