√学園。 現在は昼休み、そしてここは生徒たちが大勢あつまる中等部、高等部共同の学食だ。 会話に華を咲かせる生徒たちの波を抜けて一人注文へと向かう。 今日は何を頼もうか…。 昨日は洋食ランチ、その前は確かラーメンセット。 メニューを眺めてじっくりと考える。 どん、 「うわ、」 「おっと」 その時、肩に何かがぶつかって身体がぐらついた。 自分と他の誰かの声が聞こえる。 身体のバランスを整えると顔を上げた。 「あ」 思わず声を上げた。 そこにいたのはガリレオの称号を持った逆之上ギャモンだった。 「お。お前…」 ギャモンがこちらを見て口を開く。 さて、なんて答えようか…。 ▼「やあ、ギャモンくん」 ▼「…なんだよアホギャモン」 ▼「あれ、逆之上じゃん」 |