かってにのろけてろ! title by 揺らぎ ※会話のみ ※軸川、カイトキャラ崩壊 ※ギャモンは会話にしか出てこないよ! 01.花が綺麗だって思ってたけど、君がきれいな事に比べたら花なんか屑だ。って言ったら頬ぶたれたんだけど、なんでだと思う? 「ねぇ、どうしてギャモンくんは僕の頬ぶったんだろうね?カイトくん」 「いやー…軸川先輩それは…照れ隠しってやつなんじゃないんすかねぇ」 「え!?そうなのかい?そっかぁギャモンくん照れ屋さんだからね、本当に彼は可愛いなぁー。そう思わない、カイトくん」 「あー、そーですねー」 「あ、でもギャモンくんは絶対に渡さないよ?どんなに可愛くっても、彼は僕だけの彼だからね」 「そーですねー」 (ノノハ:カイト…すんごく今キレそう) 02.真顔で言ってるお前が気持ち悪い 「カイトくんが照れ隠しだって言ってたから、それをギャモンくんに伝えたんだ」 「……はあ、それで」 「そうしたら、ギャモンくん真っ赤になっちゃって…『なんなんだよ今さらそんなこと!』って」 「へー、ふーん」 「僕が気になるから教えてよって言ったら…『だったらどうだって言うんですか!』って!ふふ、可愛かったなー」 「あーあー良かったですねー」 「…ねぇ、カイトくん」 「……え、はい?(やべぇ、投げやりに聞いてたのバレたか)」 「ギャモンくんみたいな子が敬語使うとすんごく萌えるよね」 「…………うわあ」 「僕より大きいのに屈んで視線を合わせながらギャモンくんお得意のツンデレでその上敬語で話されたら、なんかこう、下半身にくるものがあるよね。彼はそういう才能でも持ち合わせてるのかな、まさか僕がこんなに周りが見えなくなるくらいゾッコンになるなんて正直驚いたしでも何よりギャモンくん自身の魅力が、」 「(こんな顔して実は自分よりでかくて目付きの悪い男のことしか考えてねぇんだって知ったらここの女生徒は泣くだろうな、つうかそういう才能ってどんな才能だよ)」 「……僕、生まれて初めて先輩っていいもんだな…って思ったよ」 「とりあえず全校の乙女に謝ってくれ」 「あ、大変。よだれが…」 「頼むから俺の話も聞いてくれ」 03.それで、昨日ね、あいつがさ 「ああそれでねカイトくん」 「…またですか、もうやめてください」 「昨日ギャモンくんが、」 「(ガン無視かよ…)」 「僕とカイトくんが歩いてるのを見たって言ってきてね」 「あーそーっすかー。ははっ、もしかして嫉妬でもされましたかそんで喧嘩でもしましたか良かったっすねぇ!そのまま破局しろ」 「そうなんだよギャモンくんてばすっかり誤解しちゃって。何話してたんすか、とか、なんであんなバカイトと一緒にいるんすか、とか言っちゃって」 「(ふん、好い気味だぜ。別れろそんで逐一俺にあのアホの行動を事細かに説明すんな)」 「…それがもう、可愛くて可愛くて…!」 「(……おい、ちょっと待てよこの変態)」 「もう僕がギャモンくん以外眼中にないなんてこと毎日毎晩その身体に教えてあげてるはずなのにそれなのにはっきり『俺以外の奴と仲良くすんなよ!』とも言えずにそわそわしながら僕のことじっと見つめてくるなんてもう本当に最高に興奮したね」 「(こういうのを生粋の変態って言うのか)」 「…それで、ものは相談なんだけどさカイトくん」 「(………もの凄く嫌な予感しかしねぇよ)」 「これからギャモンくんのいる前で僕と手繋いでくれるかい」 「分かりました、110番に通報ですね」 「え、違う、違うよカイトくんそれ理事長室のだから内線だよ繋がりません!」 04.腹立ったから殴っておいた 「カイトくん」 「(またか、いい加減にしてくれ…)」 「昨日もまたギャモンくんに言われちゃった。カイトくんと理事長室で何してたのって」 「…あいつ見てたのかよ」 「まあ君と理事長室で別れる頃の時間にギャモンくんを呼び出したのは僕だしね」 「(あいつ…何でこんなのと付き合ってんだ)」 「もう怒っちゃって怒っちゃって…それが可愛すぎて興奮しすぎちゃって、本当に昨日は抑えがきかなくって」 「……………はい?」 「ふふ、昨日は趣向を変えて嫌がるギャモンくんを強姦プレ、」 「ノノハインパクトー(技名)」 「痛ああああああ!!」 「やっべ、手すべった…」 「容赦ないグーだったね」 「すみません、頬にゴキブリが止まっていたもので」 「あれ、そんなに僕のこと嫌い?」 05.ああ、もう、うんざり、ああ、もう、聞きたくない 「カイトくん…聞いてくれ…」 「嫌です」 「君には本当に感謝しているよ」 「また無視かよ、って、え!?」 「あれ、どうしてそんなに驚いてるんだい」 「いや、あんた鏡見てみろよ。俺の昨日のノノハインパクトで今あんたの頬がギガインパクトになってるぜ」 「そう…そうなんだよこれなんだよ!」 「だからどれだ」 「僕が頬を腫らしてギャモンくんに会いに行ったら彼がいきなり血相変えてね…。すごく心配してくれたんだ」 「……………(なんなんだよこれ)」 「実はギャモンくんに色々と意地悪した結果、ギャモンくんちょっと機嫌悪かったんだよね…でも昨日、優しく手当てしてくれて」 「………………(要はあいつもとんだ変態ってことか)」 「僕のこと、もう嫌になったんだろう?って聞いたら、そんなことないって彼は確かにそう言ったんだ。そして彼は僕の頬をそっと撫でて、そんな彼の愛らしい行動に僕も思わず興奮してそれで僕たちはそのまま」 「もしもし110番ですか」 「だからそれ内線だって」 ---------------------------- すいません、お題見た瞬間に書きたいと思ってしまったんですよね…。ソウギャで。 なんていうか今まで堅苦しいものとか書いてたりしたせいか(最近はそうでもないですがw)会話文だけでとんとん進めて変態全開ってのが楽しくて仕方なかった。軸川さん変態キャラ安定。 一応言いますがね、私。…反省も後悔もしておりませんっ!ww あー、今までで一番楽しかった気がする(笑 |