ガタガタと定期的なリズムに私はノックアウト。
寝オチしてしまった。
やべ涎出てる。

エグい馬、略してエグ馬(えぐば)を見れば既に止まっていた。


「到着?」


とりあえず降りてみた。
なにやら偉大な建物が目の前に存在する。何これ。

ぽかーんと上を見上げていると、ガタガタと音がした。
振り替えるとエグ馬が去っていったのが見えた。


「ありがとね!!」


ガタガタガタガタ。
今度はリアクションは何もなかったけど、あいつ実は優しいわ。
見た目で損するタイプだね。
あいつが人だったら求婚してるよ。

残念ながら人じゃないんですけどねー。

エグ馬(なんだか某コーポレーション社長を思い出す)に向かって手を振る。
また会う日まで。


「日和・草木じゃな?」


は?
音源の方へ振り替えれば、白くて長いお髭の笑顔が可愛い老人が立っていた。


「ようこそ、ホグワーツヘ」


は?

今の私の心境、これ一つだけだ。



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -