「本番おつかー!!」
いえーいと言う騒がしい台詞をきっかけに、打ち上げがはじまった。
未成年は自分と七海だけだから周りの大人たちは酒を飲んで飲んで飲みまくってる。
急性アルコール中毒になってもしらないぞ。
そこで私は給料をいただき、七海のお母さまの料理をもりもり食べる。
調理師免許を持ってるんだと。
いーなー、美味しくていいなぁぁぁあ。
徐々に時間が経ち、飲み過ぎて潰れてる大人が増えてきた所で女性陣が片付けに入った。
勿論私達二人も手伝う。
主に食器を運ぶか、ゴミをまとめたり。
ポッケに入っている携帯が振動した。
何かと思って携帯を開けば美鞍からで、件名もなく、本文には「今学校」と三文字しか書いてなかった。
「行きたくないな」
「どこに?」
「よしサボろう。気付かなかった事にしよう」
「ああ、もしかしてあいつら?」
「うん。めんどいから放置する」
「そう」