あとがき!


「優しい世界を愛した日」、ようやく完結いたしました
途中、長い休止の期間を挟んだにも関わらず、最後まで読み切って下さった方には心からの感謝を送らせていただきます

あとがきというものを書くのも久々です
何を書くところなのかよく分かっていない管理人です


まず初めに
・今作内の幽霊の設定、七不思議の設定などの云々はすべて私の妄想です。実際の現象として定義されているものではありませんので、ご注意ください
をよろしくお願いいたします。管理人は幽霊学を学んだ人間ではありません


本作の幸村が私は非常に大好きです。冷たく見せておいて、裏では優しいという心遣いがたまりません
いわゆるツンデレというやつです(ちょっと違う)

とても珍しい事に、きちんとハッピーエンドで終わらせる事が出来た事にも感動しております
最初の予定では相変わらずのバッドエンドでしたので、何度か修正を重ねてこの形に納まりました。やっぱり、幸せが大切ですよね
幸村の字にも幸が入っていますから、彼の本質はきっと幸福なのですきっと


では、以下ネタバレ&懺悔のコーナーとなりますので、
「そんなの嫌!」という人はくるりと向き直ってバックボタンお願いします!












オッケーですか?
では、始まります




今回の話では、「自己犠牲」と「幸せの形」を考えたつもりです

世界に溶け込めない孤独感から自分を無価値だと思う少女と、深い罪悪感の苦しみをその少女に救われたからこそ少女を守りたかった少年
二人の幸せの形は同じなのに、自分を責める二人は己を犠牲にして相手だけを幸せにしようとする
お互いの救いの中に、自分という存在はない。自分は救われるべき存在ではないと、彼らは思っているのです
そのすれ違いが二人を追い詰めていく、という感じです


七不思議たちの場の定義や役割も非常に悩みました(丸井だけはすぐに決まりましたが)
母校にも七不思議というものはありましたが、学校独自の設定なので使い辛く断念し、結局妄想に身を任せました
幸村の居場所と力のイメージは一番最初からあったので、それを軸に学校を創造しました
あと、個人的には柳の闇が大好きです。切れ長の瞳が闇に侵されている所を想像して何度にやけたことか……!!
幸村の蒼い力はとても変幻自在で便利そうで羨ましい……管理人もぜひそんな力が欲しい所です


幸村たちの過去や真田たちの心残りなど、まだまだ書けていないものが沢山ありますので、一旦完結という形で収束はしましたが、まだ話は続くと思います
番外編、もしくは過去編、ですかね。新七不思議になった後の話もちょこちょこしたいなぁと思っております

こんな所までお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします
ではまた、次のお話でお会いしましょう!



本編完結 / 20120903







心が痛みで染まっても
冷たい蒼が傍にある

ただそれだけで
私の心は癒されるのだ



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