SS/お年玉
2012/01/03 12:26

+*+

▲「あけましておめでとうございます! トウヤ様!」
▽「今年もよろしくね〜vvv」
ト「あけましておめでとうございます、ノボリさん、クダリさん」
▲「ではわたくしから。こちらをどうぞ」
ト「うわあ。
  本来、平たい長方形である筈のぽち袋に無理やり球体がいれられたことによって封するのもいっぱいいっぱいな感じになってるー…」

ごろりん。

ト「…金の玉? より、ちょっとおっきい。」
▲「わたくしのでかい金の玉、でございます。」
ト「(ノボリさんからまさかの下ネタ頂きましたー!)
  あ、ありがとうございますッ…!」
▽「ボクからも、はい、お年玉!」
ト「く、クダリさんのぽち袋も同じようなことに…」

ごろろん。

ト「そして中身は案の定でかい金の玉ーッ!」
▽「ノボリ兄さんのより でかい金の玉 だよ」
ト「どっかで聞いたことのあるフレーズ!」
▲「ふ。クダリよりわたくしのほうが大きいですよ」
▽「お風呂で見たけど、ボクの方が断然おっきいよ、ね」
ト「ねって言われても知りませんよ! 見たことないですから!」
▲「わたくしは膨張率が良いのです。」
▽「ボクだって勃ったときの膨張率、ハンパないからね。
  良いモノ持ってたって、テクがなきゃ。
  ボクは、テクにもモノにも自信あるよ」
ト「(逃げよう。嫌な予感がする。)」
▲「それでしたら確実にわたくしのほうが上でしょうね!」
▽「ボク、特性テクニシャンだから!」
ト「そ、それじゃあ…僕、いただくもの頂いたので、これで失礼しま〜す。(小声」

▽「待って。」
▲「お待ちください。」

ト「ぅどひいいいいいい!」
▲「これは兄として、いいえ、男として負けられない戦いなのです!」
▽「そう! ボク絶対負けない! 戦いには審判が必要!」
ト「どーするってんですか!」
▽「トウヤが審判すればいい。」
ト「…話の流れからして察するに、ナニを見比べろって話だったら嫌ですよ?
  断固拒否ですよ? 叫びますよ? 変態がここにいまむがもご!?」
▲「人聞き悪い。実際に味わっていただければ良いだけですよ」
▽「そう、どっちがヨかったか教えてくれればいい。」
▲「わたくしとクダリ、どちらを選ぶかの基準にしていただけると思いますし。」
▽「姫始めもかねて、ひとつ。」
▲「どちらかというと…一発、というほうが合っていますよ。」
▽「おお、ノボリ、ナイス。」
ト「むがもんごうむうおおお!(訳→ひとつも一発もあるかあああ!)」

▽「あ、これってトウヤからのお年玉っぽくない!?」
▲「この歳になっていただけるとは思いもしませんでした。」
▽「でもぉー…やっぱお年玉と姫始めは、別モノ?」
▲「この際ですから両方頂きましょう」
ト「むごおおおおおお!(いやぁあああああ!)」



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仲が悪いように見せかけといて仲良くふたりで頂いちゃおうぜ的な落ち。
お粗末!



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