「熱子!?」

俺の目の前に、大好きでちゅっちゅしたいくらい可愛い後前田熱子がいると言うことだけで、胸焼けしてしまいそうなほど感動してしまっているのに、その熱子が俺の通っている学校の制服を着ているときた。今すぐカメラで熱子を何度も撮りたい衝動に駆られているが、ポーカーフェイスをとってこその俺だと思う。…ふう、スペシャル賢者タイムだ。

「始めまして」

にっこりと微笑んで俺に挨拶してきた熱子に感激しつつも、軽く会釈して、熱子に「どうして?」と尋ねると熱子ははてな?と首を傾げたが、すぐに声を上げた。

「ああ、これね!安田くんが、あたしのファンだって、花マッキーが教えてくれたから。どお?」

花マッキー?ん?花巻?ああ、あいつか!ナイスなことしてくれるじゃないか、俺の抱きたい女ランキングで三位ぐらい上昇したぞ。スカートを持ち上げつつくるっと回って、笑顔を俺に見せる熱子が物凄く綺麗で、熱子ファンクラブの奴に自慢したいくらいだ。ああもう、賢者タイムなんかしるか。

「熱子、さんっ!」
「さん付けなんてしなくていいよ?なあに?安田くん」
「好きだ!大好きだ!愛してる!結婚しよう!」

きょとんとした顔で俺を見る熱子は、アイドルとしての熱子ではなく、普通の少女のようで。余計きゅんきゅん惹かれてしまう。このまま襲ってもいいですか?(犯罪者になってもいいから、熱子のいろんな顔が見たいんです)

20101201
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