「no nameの吐瀉物なら喜んで飲みほそう。」
「今鳥肌立ちました!ぞぞって!」
もう体質とか関係ない。
ただただ三蔵先輩の発言にひいた。

「おい。俺がせっかくno nameの体質に前向きに取り組んでるのに何なんだ、その態度は。」
そんな呆れたような物言いをしても私は騙されないぞ!
全然前向きでも何でもないし、大体その言葉が恩着せがましい。

「よし、なら建設的な話をしよう。」
「いや、先輩が私に関わらなければ私の安泰は保たれるんですよ!」

先輩とは日本語でお話ができない。
逃げるか倒すかの二択だ。
あれ、先輩ってモンスターか何かなのかな。
モンスターに好かれてるって思えばいいのかな。
……やっぱり無理だ。


「no nameのモンスターボールに入りたい。」
「先輩、キャラがだいぶ崩れてきてますよ。」
というか意味が分からない。


三蔵の場合3

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