「好きです!付き合ってくださいっ!」
その言葉と同時にめまいがする。
目の前にいる顔を真っ赤に染め、最敬礼をしている男の子がかすむ。
制服のネクタイのカラーで後輩だとわかるが、面識はない。

「ごめんなさい。」
その言葉をいうのが精一杯だった。


物心がついたときから、私は変な体質に悩まされている。
好意を寄せられると病気になる。
こんな体質のせいで私は大変な目にあってる、現在進行形で。


事の発端

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