水の都の巫女 | ナノ


18

 特殊技相手なら物理技で攻めようという事でリーフィアを出した。

「リーフィア、つるぎのまい!」

「そうくるんだ…!エーフィ、リフレクター」

「さすがに物理対策はしてるよね。タネばくだん!」

リフレクターでダメージ半減にされてるけど長くは続かない。ソウルのフーディンみたいに叩き割るのを考えたけど、レッドが相手なら簡単に叩き割らせてくれなさそうだ。

「スピードスター!」

「エーフィに近寄りながらリーフブレードで飛んできたスピードスターを弾いて!」

前足の葉っぱを鋭く伸ばしてリーフィアはエーフィに向かって走り出した。その途中に飛んできたスピードスターを器用に弾いていく。

「よしっ!そのまま突っ込んで!」

リフレクターに向かって力強く切りつけると、その衝撃でエーフィは少し飛ばされた。

「タネばくだん!」

「サイコキネシス!」

至近距離で放ったはずのタネばくだんはサイコキネシスで高く上に飛ばされて爆発した。

「つるぎのまいっ」

「どろかけ」

つるぎのまいの最中にどろかけをされたけどリーフィアは尻尾で防いだ。舞終わったリーフィアは地面を蹴って再びエーフィに詰め寄った。

「リーフブレード!」

「スピードスター!」

エーフィがスピードスターを放つ前にリーフィアが効力が薄くなってたリフレクターを叩き割って、エーフィに切りつけた。

「もう1度リーフブレード!」

「サイコキネシス!!」

追撃しようとしたリーフィアをサイコキネシスで吹き飛ばされたけど綺麗に着地した。

「タネばくだん!」

「スピードスター!」

タネばくだんとスピードスターが技同士当たらず交差した。タネばくだんが当たったエーフィは辛そうな顔をした。

「あと少しでいける…!頑張ろう、リーフィア!つるぎのまい!」

「リフレクター張ってサイコキネシス」

リフレクターを張ったエーフィはサイコキネシスを放った。

「リーフィア、少し離れてソーラービーム!!」

「エーフィ、スピードスターだ!」

「リーフィアのソーラービームを阻止させないよ!発射!!」

スピードスターを飲み込みながらソーラービームはエーフィに当たった。

「リーフィアって物理特化だったよね?」

「そうだけどイーブイの時に物理と特殊の両刀だったからソーラービームの威力はその名残だよ」

他の物理技に負けない威力でエーフィを倒した。レッドがエーフィを戻すとリーフィアは喜んで私の所に駆け寄った。

「うん!ありがと、リーフィア!でもまだまだあるから頑張ってっ」

「ゆけっ!リザードン!」

「来たね、リザードン!」

リザードンは気持ちが高ぶっているのか口から炎が少し出ていた。


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