水の都の巫女 | ナノ


08

 四天王3人目の部屋は周りにマグマがあって灼熱の感じがしたけど、待ち構えているその人は炎、とゆうより格闘の印象があった。

「俺は四天王のシバ!俺は自分達が持っている可能性を信じている。いつも限界まで鍛えている。そうして強くなった。俺達に敵うと思うか?」

「私もこの子達もそうですよ。これからもずっと強くなります…!そして勝ちます!!」

「ほう、恐れはなさそうだな。いい顔をしてる。それでこそ戦うに相応しい。いくぞ!ジルチとやら、俺達のハイパーパワー受けてみるがいい!ウー!ハーッ!」

シバさんはカポエラーを出して私はリーフィアを出した。

「まずはでんこうせっか!」

「先手を取られちゃったけど倍返しにするまで!タネばくだん!」

爆発で視界が悪くなっている間につるぎのまいで攻撃力を上げておいた。格闘タイプだからカウンターに気をつけないといけない。

「なかなかやるな…!インファイト!!」

「リーフブレード!」

カポエラーがリーフィアに突撃してきたから迎え撃つ形でリーフブレードで対抗した。

「カポエラーのインファイトを受け止めただと!!」

「受け止めるだけじゃないですよ!リーフィア、そのまま押し返して!」

リーフィアはカポエラーを押し返してリーフブレードで切りつけた。
カポエラーはリーフィアから距離を取った。

「カポエラー、じしん!」

「リーフィア、高く飛んでソーラービーム!」

リーフィアが立っているフィールドがじしんで砕ける直前に、やや後ろへ高く飛んでソーラービームの構えをした。

「空中ですきの大きい技を使うとは甘い!でんこうせっか!」

「すきは大きいですけど、わざわざこの高さまで飛んだのは何故だかわかりますか?」

「じしんから避ける為………いや、まさか!」

カポエラーがでんこうせっかでリーフィアの元に近づいた頃にはすでにソーラービームを放てる状態だった。

「発射っ!!」

カポエラーは至近距離で放たれたソーラービームを避けれず、地面に叩き落とされた。

「誘い込まれた、か……」

そのあとエビワラーを倒して次に出てきたサワムラーもリーフィアが倒した。だけどサワムラーのブレイズキックをまともに当たってしまって、深傷を負ったからルカリオが出てきた時にバクフーンに入れ換えた。

「お疲れ様、リーフィア。頑張ろう!バクフーン!!」

「炎には負けん!!インファイト!!」

「ならイツキさんのドータクンのように耐えてくださいよ!この炎技をっ!ブラストバーン!」

噴き出る火柱を避けつつ、ルカリオがバクフーンの近くまで突っ込んできた。

「俺達の鍛えた拳を食らうがいい!!」

「バクフーンの炎は甘くないですよ!!」

ルカリオがバクフーンを殴ろうと拳を構えた瞬間、床から炎が噴き出してルカリオを飲み込んだ。

「何!!」

「よしっ」

ブラストバーンで焼かれたルカリオは膝を地面についた。完全に戦闘不能になったわけじゃないから追撃をするか考えているとシバさんはルカリオをボールに戻した。

「……いい、炎だ」

「…ありがとうございます?」

「だが……同じ手は通用しない!いくぞ!」

「!!」

シバさんの気合いの入った声と共に出てきたハリテヤマが地面をならした。
確かに同じ手は通用しないし、ブラストバーンをそう何発も使うような技じゃない。それにルカリオが鋼タイプが入っているから通用したものだ。
このハリテヤマをどう戦うかで状況が変わりそうな感じがした。


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