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つるぎのまいで十分火力を上げてリーフブレードで攻め続けても、ドサイドンは倒れる様子がなかった。ソーラービームを放ちたくてもグリーンはその隙を与えてくれなかった。
「防御が…高すぎるっ」
「特性のハードロックで軽減しているから尚更だぜ!」
リーフィアは息切れをして、攻撃のリズムが遅れだしていた。
「リーフィア、休憩しよう!物理が効かないなら…!」
リーフィアをボールに戻して次はハクリューを出した。
「へぇ…ハクリューか」
「ドサイドンを倒す!ハクリュー、れいとうビーム!!」
ハクリューのれいとうビームが当たり、ドサイドンは少しよろめいた。
「よし!しんそく!!」
しんそくで追撃していい感じにコンボが決まった。
「やるじゃねぇか!かみなりのキバ!」
かみなりをまとったキバがハクリューに噛みついた。
「りゅうのはどうで吹き飛ばして!」
りゅうのはどうの衝撃波で噛みついていたドサイドンを吹き飛ばした。
「ストーンエッジ!」
「れいとうビーム!」
岩と氷、時々イシツブテが飛んできたりしているとハクリューが大きな声で叫びだした。
「何だ!?」
「ハクリュー!?」
ハクリューの身体が光輝いて大きくなっていく。
「このタイミングでハクリューが……」
「カイリューに進化する!」
『キュルルー!』
光が収まるとカイリューは翼を広げ、雄叫びをあげた。
「カイリュー!ドラゴンダイブ!!」
威圧しながらドサイドンに体当たりをし、怯ませた。
「攻撃力がハクリューの時より格段と上がってやがる!ドサイドン、メガホーンだ!!」
「しんそく!」
角と身体がぶつかり、威力の差でカイリューが後ろに軽く飛ばされた。
「カイリュー!」
「隙ありだ!かみなりのキバ!!」
「しまった!」
かみなりのキバで噛まれたカイリューは痺れながらフィールドに倒れた。
「カイリュー、戦闘不能」
「進化おめでとう、カイリューお疲れ様っ」
カイリューは進化したのは嬉しかったものの、ドサイドンを倒せなかった事が悔しかったようだ。
「さて、そろそろ…」
「バンギラス、出番だよ!!」
ようやく出番だ!とバンギラスは張り切っていた。その証拠にすなあらしの勢いが強い。
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