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ブーバーンを倒してからバンギラスと交代して、ギャロップとベルガーを倒した。かえんほうしゃやオーバーヒートをまともに当たっても平気な顔をしていて、私の杞憂で終わった。
「よしっ残り１匹！頑張ろ、バンギラス！」
砂嵐が吹き荒れる中、バンギラスの声がフィールドに響いた。
「穴蔵ジムの意地を見せてやるわい！」
マグカルゴが出てきて、貝殻から炎が噴き出した。タイプ的に砂嵐のダメージは入らない。
「バンギラス！ドラゴンクロー！」
バンギラスの爪がマグカルゴの殻に当たり、少し崩れ落ちた。
「ジャイロボール！」
マグカルゴは殻の中に入り、高速回転してバンギラスに体当たりしてきた。
「受け止めて！！」
バンギラスが思ってたより勢いがあったのか少し後ろに押されたものの、回転を止める事が出来た。マグカルゴが何事かと殻から顔を出した。
「マグカルゴのジャイロボールを受け止めただと！？」
「そのままギガインパクト！！」
オーラをまとい、マグカルゴに突撃…体当たりをし返した。
マグカルゴを受け止めたのとギガインパクトがかっこよく決まって、バンギラスは満足そうだ。
「まだいけるわい！ストーンエッジ！」
「バンギラスもストーンエッジ！」
相手のストーンエッジが当たり、反動で少し遅れてからストーンエッジを返して、岩と岩がぶつけ合った。
「もう１発！」
２回目のストーンエッジが当たって、マグカルゴは力尽きて倒れた。
「気迫では負けていなかったのだか！」
「確かにカツラさんの気迫は凄かったです」
「うむ、み……見事！わしは燃え尽きた……！クリムゾンバッジを受け取れ！」
私はカツラさんからクリムゾンバッジを貰った。
「そしてもう１つ、こんな物もやろう！その名も技マシン50、オーバーヒート！！少しはリスクもあるが、それを補ってあまりある強烈な威力の技だ！」
「ありがとうございます！」
ジムバッチと技マシンをそれぞれケースにしまった。
「今回はわしの負けだがグレンジムを造り直して、次こそは勝つ！いつかまた戦おう！」
「はい、喜んで！…カツラさん、その……」
「何だ？」
「グレンタウンの時にやっていたクイズをしてくれませんか？」
「クイズ…」
「久しぶり、カツラ。前やってた熱血ポケモンクイズだよ」
「おぉ！レッド久しぶりではないか！！あぁ…あのクイズをまたやりたいと言うのか」
「はい！」
「よかろう、少し待っておれ」
カツラさんは黒い眼鏡を外し、腕を組んで考え事をしだした。
その間にバンギラスをボールに戻してレッドと一緒に待った。
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