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コータスのにほんばれによって水タイプの技の威力が下げられて、対策にあまごいを覚えさせておけばよかったと思った。
「シャワーズ!ハイドロポンプ!!」
オーバーヒートを打ち負かしたハイドロポンプがコータスに当たり、フィールド外へ飛ばした。
「うむっ次はそのシャワーズを倒させてもらう!」
「何ですって!?」
次はバクーダが出てきた。確か炎と地面タイプで素早さ、防御特防はそこまで高くなかったはず…といろいろ考えていた。アクアリングで回復していても、この日差しが強い状況に嫌な予感がする。
「…先手必勝、かな。シャワーズ、アクアテール!!」
「攻めて来よったか!バクーダ、ソーラービームだ!」
「しまった!」
シャワーズがバクーダにアクアテールで攻撃したものの、ソーラービームをまともに当たってしまった。日差しの強い状況だとソーラービームの溜め時間はなくなる。カツラさんの言っていた事はそういう意味だと気づいた。
「シャワーズ、大丈夫!?」
『キュルッ!』
身体を伸ばして大丈夫だと返事をしてくれた。特防と体力に自信があるシャワーズだから安心した。
一方バクーダの方もかなり痛手だと思うけど思ってるほどのダメージは通ってない。
「バクーダのハードロックで助かったわい!さて、ソーラービームを避け続けられるかの?」
「鍛えてますのでそのくらい安易ですよ!」
ライボルトやリーフィアほど速くはないけど、どの攻撃を避けるか技で相殺するかの判断を長けているシャワーズなら大丈夫と信じた。
連発で襲いかかるソーラービームを走って飛んだり、れいとうビームで相殺していた。
「ぐぬぅ…やりおるな……!」
「簡単に倒させませんよっ」
ソーラービームを避けた瞬間に、バクーダの後ろに回り込んでハイドロポンプを放った。
ハードロックでダメージ軽減しているけど倒すには充分な威力だった。
「次はブーバーンじゃ!」
「シャワーズ、ブーバーンを倒したら交代しよう!頑張って!!」
ソーラービームの次は10万ボルトが連発で襲いかかってきた。シャワーズがその10万ボルトをアクアテールで跳ね返した時は驚かれた。
「ライボルトとの特訓で慣れているからか…やるね」
レッドはフィールドの横でシャワーズの戦いぶりを見て、微笑んでいた。
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