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(それは咲きはするけれど)(決して実を結ばない花)(逝き着く先は)(朽腐)

title:確かに恋だった

※必読※ 裏表現あり→*

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終わらないから螺旋というのなら*
泣きはらした目で俺を睨んだあの人を一生わすれないだろう
自由な箱庭に放す必要はないのに
私はあなたを嫌いになれない、誰が決めたことか、自分が決めたのか、あなたが決めてくれたのか。*
身代わりだよ、身代わり*

咲けなかったつぼみを誰も美しいとは言わない
ナンセンスと呼びたいかい?勝手にするがいい
何も知らずにいることは、幸せなんかじゃない
なのに、どうしてこんなに虚しくなるんだろう?*
行動も気持ちも、裏の策略があったとしても


こうして、また何も出来ずに日は過ぎていくのだ
私は何のために何をしているのでしょうか
私に欠如があるとすれば、欠如こそ私自身
ぞくりとしたのは恐怖のせいじゃない愛のせいだ
ある時、終わりを迎えた場所がありました

空に知られぬ雪を待って、恋をしよう*
君死なば、空知らぬ雨に濡れむ
望みを捨てるくらいなら、死んだ方がましだ。
狭い箱庭の中で遠い世界を夢見るだけで
昔の貴方が好きでした。そう告げることは残酷なことなのでしょうか。


2011.2.11〜2012.2.11

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